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こすなの本棚

読んだ本のメモとちょっとした感想

『死のロングウォーク』リチャード・バックマン

 

 

 

あらすじ:"少佐"と呼ばれる人物が支配する近未来のアメリカ。そこでは100人の少年が最後の1人になるまで行進し続ける『死のロングウォーク』が行われていた。歩行速度が落ちれば警告、3回以上警告を受ければ射殺…というルールの下で少年たちはひたすら歩み続けるが……

 

 

 

 

リチャード・バックマンスティーブン・キングの別名義なんだそうです。

まず設定が面白い!デスゲーム系好きな人はあらすじ聞いただけでわくわくしますよね、私もそうです。

 

てっきり無作為に"選ばれてしまった"子たちが強制出場させられてると思ってたので、立候補制だとわかって腰抜かしました。私だったら絶対出ません……勝算ゼロだし……

作中でも言われてましたけどみんな程度の差はあれど自殺願望ありますよね。いくら魅力的な賞品があっても正気の沙汰ではない。

 

 

 

マクヴリーズは本当にギャラティのことが好きだったのかなあ。

私のフィルターを抜きにしてもあそこまで助けてくれるのは友情以外の何かがあってもおかしくない気がごにょごにょ……

エイブラハムが好きだったので脱落時は凹みました。スクラムとマクヴリーズとベイカーの最期も悲しかった。

 

 

あとラストがいまいち釈然としないんですけど気が触れてしまったってことでいいのかな……?それとも死んじゃったのか……?

私としてはギャラティが少佐を殺して自分も撃たれて共倒れエンドであってほしかったんですけど、そういうカタルシスを与えないのがスティーブン・キングらしいのかもしれません。

 

 

私にはちょっと合わなかったかな!でも人間関係の描写はすごく好き。

自分以外の全員を蹴落とさないと駄目だとわかっているのに、それでも友達になってしまうのがね。三銃士にはロングウォーク以外の場所で出会ってほしかった。

あと邦題は『ロングウォーク』だけで良かった気がする。『死の』を付けたことで逆にチープな印象になってしまってるというか。

 

 

めちゃくちゃどうでもいいんですが濃縮食を一度食べてみたい……味気になる……