こすなの読んだもの

読んだ本の備忘録

『悪魔の手毬唄』横溝正史

 

 

あらすじ:名探偵・金田一耕助が静養のため訪れた鬼首村は、23年前に謎多き殺人事件が起こった曰く付きの村だった。

村出身の大人気歌手・大空ゆかりの帰省で湧く鬼首村。そんな中で村の庄屋が姿を消し、やがて手毬唄になぞらえた連続見立て殺人が起きていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学生の時に金田一は制覇したはずなんですけど、完っっっ全に中身忘れたのでまた読んじゃいました。

有名な見立て殺人といえば『そして誰もいなくなった』と共にこの本が挙げられますよね。ベタだけどやっぱ見立てはテンション上がります。

 

 

キャラが多い上に人間関係が複雑なので途中何度か混乱しました。家系図ぐちゃぐちゃすぎんよ……

正直リカもそこまで強い印象がなくて、真相が明かされてもあまり驚きがなかった。へーそうなんだ……みたいな。

『閉じられた世界での近親相姦』ってシチュはすごーーーーーーーく性癖なんですけどね!

田舎の封建的な恐ろしさは痛いほど伝わってきた。

 

 

(金田一のコミュ障っぷりが絶妙にキモくて好き)