あらすじ:校舎を使った大規模な障害物競争に出ることになった内人。創也と二人三脚で突破しなければならず絶望するのだが……
体育祭、文化系クラブvs生徒会、内人に届いたラブレターが主題となった短編集。
箸休め的なエピソード集かなと思って読み始めたのですが本全体のトリックが凄かった……全然気づきませんでした。不覚。
夢水清志郎シリーズの『卒業』の仕掛けもググるまでわかんなかったんですよね。はやみねさんのこういう工夫好きです。
もともとメタ的な文章が多いシリーズなので特に違和感も感じず、見事に引っかかりました。今回はいつも以上にメタだなあとは思いましたが。
まずサブタイが「IN THE ナイト」な時点で気づくべきだったんですよね!!!冒頭は夢野久作パロだし!!!
作中作ネタは大好きですが何分バカなので頭がこんがらがる。もっかい読み直したいなあ……
どうでもいいんですが、内人たちが中2だということを思い知らされて時の流れにンンッってなりました。読み始めたときわたしは小学生だったのにな。今や同い年どころか高校卒業ですよ……かなしい……